玉川上水 羽村取水堰~小平15キロハイクに挑戦!
5時間45分(休憩含む)で完歩!
11月7日(日)カブ隊は、ロングハイクに挑戦しました。10月のカブラリーで玉川上水の小平市の区間を歩いてから2週間、歴史ある玉川上水、多摩川から取水しているその場所、羽村取水堰から、上水沿いにある小平市の<こもれびの湯>まで15キロのハイキングに挑戦しました。今年もコロナ禍にあって、宿泊キャンプも中止になる中で、挑戦するプログラムを行う機会が行えていませんでした。「一人ではできないけれど、みんながいれば頑張れる」 という体験をしてほしいと、実行しました。
当日は天気に恵まれ、ハイキング日和の中、歩くことができました。
羽村駅を8:45に出発、
羽村取水堰に面する、玉川水神社に最初に立ち寄り、ハイキングの安全を祈願しました。この神社は玉川上水完成後、築造に尽力した玉川庄右衛門・玉川清右衛門が承応年間(1652-1654)に創建、幕府が管理していたといわれています。水神社としては、最古級。現在の場所は大正10年水道拡張工事に際して取入口西側から現在の水道庁舎西側に移転したといいます。境内には大正10年建立の石碑があり、題字は当時東京市長であった後藤新平によるものです。ボーイスカウト日本連盟初代総長である後藤新平の筆を見ることができたのもボーイスカウトご縁です。
参拝後、羽村取水堰を見学、折しも、前夜のNHKのブラタモリで江戸の上水の仕組みが放送され、その中で羽村取水堰の説明もありました。現在も江戸時代と同じ丸太と枝つくられた堰で多摩川の水を取水しています。上水は羽村~小平までの区間は現在も現役で使用されています。第三水門から地下導水管で、村山貯水池(多摩湖/東大和市)、山口貯水池(狭山湖/埼玉県所沢市・入間市)に運ばれ、東村山浄水場(東村山市)などで浄水されます。
この日はお祝いのジュースで乾杯。やり遂げたスカウトの顔をとてもいい顔をしていました。